新年物件
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その季節にしか出てこないハリガミというのも色々あるわけですが,特に多くなるのがお正月だったりします。1年のうちにイベントというのは多々あるけれども,生活圏のレベルのハリガミというのは,お正月なわけです。クリスマスだのバレンタインデーなんていうのも,結局は企業サイドのものですからねぇ。
で,私は元旦に届いた年賀状の返事を近所のポストへ出しに行った帰りに,このハリガミを見たのでした。次のゴミ集収の日には,このハリガミ自身がゴミになってしまうんでしょう。
「今年はごみの六分別,収集日を守りましょう」ということで,去年は守られなかったんですねぇ。これは来年もこのハリガミを見に来ないといけない。来年は「今年も」になっているか,「今年こそ」になっているか。
あと,「謹賀」が「謹加」になっていて,「加」が小さいのはなぜだろう,迷ったのかな,なんてことを思ったり,「収集」ってのは本来,コレクションなんかの意味で使うから,それを考えるとおかしいなぁ,なんてことを考えたりしたのでした。
まぁ,そういう細かいことを気にすれば,このハリガミの上には
こんな風にデカデカと書かれていて,いったい何時に出せばいいのか,6時から8時までだとして,「迄(まで)」じゃなくて「乞(こ)われて」しまうというのは,切実だなぁ,などと考えてしまうのでした。