パンツ物件

パンツ物件


 薬屋さんの店頭にならべられていた,「はくパンツ」であります。「パンツというのは,はくものだ」という我々の既成概念を打ち崩してくれる商品なのでした。つまりは,「はかないパンツとは,いかなるものか?」ということを否応無しに考えさせられてしまう。

 実は私にはまだ結論が出ていないのでした。買って研究すればわかるのかもしれないけれども,さすがに買う勇気はなかったのでした。まぁ,逃げるとすれば,「内側に軽微な毒が塗ってあって,これをはくと吐いてしまう毒パンツ」くらいかなぁ,と思ったりするくらい。

 後ろには「安心パンツ」もあって,パンツの奥深さを思い知らされたのでした。