カツ物件
カツ物件
まぁ,考えるまでもなく「カモ肉」と「ツクネ」が100円なわけですが,このカンバンをパっと見た時には「カツ」と「モク」が100円であるように読み取ってしまうのでした。見た瞬間,0.1秒くらいの間に。
「モク」というのはなんだかわからないけれども,そんなのもあるかもしれないなと頭は考えてしまうわけです。あるいは煙草のことをモクという知識がある人の頭のデータベースにはその単語はしっかりと入っているかもしれない。
で,「カツ」「モク」と来て3番目の「肉ネ」を理解しようとした時に「?」となるのでした。ここで同意を求められてどうするのかと。そしてこの文字列は縦に読むのだと気づくのでした。
そこまで来るのに0.5秒くらいならいい方だと思うのだけれども,ボッとしてると5秒くらい経ってもわかんないことがあったりするのでした。そういう頭の混乱した状態というのはなかなか楽しいもので,私の路上の楽しみのひとつでもあったりするわけなのです。