満月物件

　トマソン的に言うと，「原爆タイプ」の一種ということになりますでしょうか。今まであったものが撤去されて，その残像が周囲のものに焼き付いているということですね。
　私がバス停まで歩くときに通る道で，消火栓の看板というかプレートがあったはずなんですが，周りを見回すと，プレートの末路はこんな風になってました。哀れ…。２０年やそこらは頑張ってきたんだろうに…。

　トマソンを見つけるときというのは不思議なもので，同じタイプの物件を見つけることが多いものです。下の写真は同じ日に見つけたもので，ほぼ同じ成因でしょう。

　こちらはプレートが取り付けられたあとにブロックを黄色に塗ってます。そのあとにプレートがはずされて，逆満月のような状態になったんですね。超芸術から一歩下がって，芸術作品のようにも見える出来です。でも，なんでブロックを黄色に…？