助詞物件

助詞物件


 以前の物件でも何度か触れている事なわけですが,ハリガミや看板をじっくり読むというのは,路上観察者くらいのものなのでした。普通の人は,特殊な事情でもない限り読んだりしない。ちらりと見るだけで内容を把握してしまうわけです。また,そうでなければ「いい看板」とは言えないのでした。

 この看板も,0.1秒くらい視界に入れば内容はわかりすぎるほどわかってしまうわけで,その意味では「いい看板」なんだけれど,じっくり読むとなんやらおかしい。ホントに,意味はわかるんだけど。
「当院に御用のない方」か「当院を御利用でない方」だとスッキリするんだろうけど,ひょっとしてこの使い方であってるのかもしれないと思わせるような,語学力をためされているような看板なのでした。

 中学校の教科書あたりでこの物件使わんかなぁ。