薄給物件

薄給物件


 えー。これはまた,いきなりあやまらざるをえない写真ですねぇ。すみません。遠くにある被写体は,ネットVOWでタダでもらったデジカメ単体ではなかなか…。

 と一応言い訳をしたところで,このノボリというか横断幕には「カラー写真 毎日が15円 愛写館」と書いてあるのでした。
 まぁ,例によって言わんとしていることは(関係ないけど,これを変換しようとすると「イワンとしている事」と出てしまうなぁ)わかるのですね。「うちはカラー写真なら出したら15円で仕上げまっせぇ。毎日やってまっせぇ。写真,愛してますさかいなぁ(関西の人,ごめん)」ということだろうと思うわけです。

 ただ,どうしても違和感があるのが,やはり「毎日が15円」なのでした。私は写真もデジカメで済ませてしまう方なんで,この表記の仕方が正しいのかどうかわからんわけですが,いったい何をどうすると15円なのか,ぼったくりバーのようなお店なのではないかと考えてしまうのでした。

 あるいは,これはこの建物に幽閉されて鉄仮面を被せられて日給15円で働かされている地下労働者たちの,魂の叫びなのかもしれないのでした。
 幽閉されてるんなら日給15円も払わんでもいいとも思うけれども。