ごろ物件

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 番号をおぼえる(おぼえてもらう)ために語呂合わせで色んな文句を考えるというのは,日常よくやるわけです。電話番号や車のナンバー,歴史の年号なんかですね。特に電話番号は宣伝にもなるということで,金や力のある会社なんかは,いい番号を持っていったりする。で,金や力のないところは,割り振られた番号に適当な語呂を合わせることになって,写真のような感じになるわけです。
 このページを見ていたずら電話をかけるなんて人はいないでしょーが,一応番号の一部は隠させてもらいました。「にこにこしちごさん」。おしいんですがね,語呂的には。「4753」の,「4」はどこへ行ったのか。おそらく「4」を「し」,「7」を「ち」に当てるんでしょうが,「753」ですでに言葉ができちゃってるんで,「4」の気持ちを考えると,かわいそうになります。「にこにこ」の部分も,つらい。隠してある部分が「5」ならまだしも,「5」ではありません。
 それにも増してつらいのは,この「にこにこしちごさん」が,「溶接」という仕事と全く関係ないということなわけです。溶接の仕事を頼むために番号を思い出すときに,千歳飴を持って着飾った子どもを思い出すというのは,なかなか大変ですね。
 ま,その辺がほほえましいといえばほほえましいんで,親近感がわくところでもあります。わいたところで溶接の仕事を個人的に頼むことはないでしょうが。
 ちなみに,私は自分の車のナンバーを「ないしょ」という語呂合わせでおぼえています。さあ,私の車のナンバーは何番でしょうか。わかった方はメールで答えて下さい。当たってもなんにもあげませんが。