限定物件

限定物件


 とある居酒屋の前に立っている看板なわけですが,客を限定してしまっている。もう,とにかく重労働しないと飲ませてもらえないのでした。
 ひょろひょろした眼鏡のサラリーマンが入ってこようもんなら,筋肉隆々でランニング着てタオル首にかけた重労働者から放り出されてしまうのかもしれない。あるいは,店に入るときに「今日の労働申告書」を書かされて,基準をクリアしないと放り出されてしまうかもしれないのでした。