誰に物件

誰に物件


 広来飯店さんの駐車場は他のお店と共同なのだと思われるわけですが,どうしても決められた場所以外に停めてしまうお客さんもいるのでした。それでこの看板の登場となるわけですが,他の場所への駐車は「禁じられている」のでした。法律的にダメな場合はよく使われる言いまわしなんですが。
 これは言外に「いや〜。うちはもっと駐車場広くとってお客さんに使ってもらいたいんですけどねぇ。駐車場の管理人がダメだって言うんですよね。ちょっとくらい融通きかせてくれてもいいのにねぇ。ほら,他のところはこんなに空いてるんですよ。でもダメだって言うんですよ。ホントにねぇ。私はお客さんにいっぱい停めてもらいたいのにねぇ」と言ってるように思われるのでした。
 でも,ホントに「広来飯店の駐車場は右側二列のみとする」というのが憲法276条6項にあるのかもしれないのでした。いや,ないな。