小さな神社
小さな神社
新潟市の神社は126。とはいっても,全ての神社にこま犬がいたりするわけではないんですね。なんにもなくて祠だけがぽつんとあるところもあります。そういった神社も写真には撮るんですが,容量の関係もあって,全部大きな写真にするわけにもいかない。そんなわけで,比較的小さな神社(というより,こま犬などの見るものがないところですかね)は,こちらの方にまとめて紹介したいと思います。ああっ。すみません! 扱いが小さいからって,たたらないで!
石動神社
(石動)

鳥居もこま犬も何もなく,道路沿いに社だけがある。社の構えは割と立派なんで,元はもっときちんとした形の神社だったんではないかなぁ,という気がする。この,前を通っている道路も無理にひっぱられているような感じもするし。
この道路が大きくカーブする途上に神社があって,まともな歩道もないところなんで,大きなダンプに轢かれそうになりながら写真を撮ったのでした。
神明宮
(岡山)

私が神社巡りをするときは,神社の大まかな位置だけ把握しておいて周辺を歩き回って探すわけですが,ここはわかりづらかった。隣にお寺があって,そちらの方の入り口はすぐにわかるんだけど,神社の方はそのわき(道路になってない)を入っていかなければいけない。
境内にいたる階段もうっそうとした木々に囲まれていて,昼間であるにも関わらず,一人で入っていくのがこわいような感じ。

まだ秋に入ったばかりなのに境内は落ち葉で覆われていて,歩くとガサガサという音とともに足にまとわりつく。で,その音がするたびに誰かが後ろにいるようで,ビクッとして振り向いたりしていた。妖怪というのはこういった経験が生み出したものなんだろうなぁ,などと考えた。

社の彫り物には虎のようなのがいて,後から付けた電球のかさをくわえているようでおかしかったんだけれど,とにかくなにか妙なものを感じてしまって,少しコワイ思いをしたのでした。ホントに何かいたのかもしれない。
稲荷神社
(小新)

私の神社踏破計画も,市の中心部はほとんどまわってしまって,郊外へ郊外へと手を広げているわけです。この小新というところも,新潟市の縁に当たるところなんですね。まあ,それがゆえに「流通団地」なんていう企業の建物群があったりもしますが。
で,この神社はその小新のさらにはずれ。直接車で行かざるを得ないところにあったりして,私の流儀からははずれるんですが,車を横付けしました。キツネやこま犬もいない小さな神社で,民家の一部かと思うような風情だったのでした。
大平神社
(西大畑町)

西大畑にある,稲荷神社で,赤い鳥居がいくつかあります。キツネはいないんですが,一番奥に祠のようなものがあって,賽銭箱やキツネの置物(?)のようなものが置いてあったりします。
すぐ隣には新潟大神宮という大きな神社もあって,私に縁のない所じゃないんですが,そちらの方はそのうちに。
九頭尾権現
(神山)

赤塚地区の九頭尾権現。なんだかすごい名前。九つの頭と尾というのは何だろう。九尾の狐は尾が九つだし,ヤマタノオロチは頭尾が各々八つに別れてたとかいうけれど,そんな化け物をまつった所なのか。調べればわかりそうだけど。
地図上では道路に面しているようにかかれていたんで,すぐ見つかるかと思ったら,見あたらない。周辺ぐるぐる回って,ようやく字が消えかかってほとんど見えない小さな看板を見つけた。路上観察者でもなければ見つけないだろうな。入ってみると,畑の真ん中にあるような小さな神社でこま犬もいなかった。