小さな神社

小さな神社

 新潟市の神社は126。とはいっても,全ての神社にこま犬がいたりするわけではないんですね。なんにもなくて祠だけがぽつんとあるところもあります。そういった神社も写真には撮るんですが,容量の関係もあって,全部大きな写真にするわけにもいかない。そんなわけで,比較的小さな神社(というより,こま犬などの見るものがないところですかね)は,こちらの方にまとめて紹介したいと思います。ああっ。すみません! 扱いが小さいからって,たたらないで!


水神社
(上沼)




 すぐ近くにはバイパスや高速道路にはいるインターチェンジがあったりして,交通の激しい道路のすぐわきにある。実は私はこの神社を見ても,すぐにそれとは気づかなかった。鳥居が鳥居に見えなかったし,社もホッタテゴヤのようで,鳥居にかかるしめ縄でようやく神社と認識した。
 かなり,みすぼらしいんだけど,逆にその様子が,よくエコロジーもののマンガなんかに出てくる「かつて名高い修験者が妖怪を封じ込めた壺が納めてあるが,都市開発者の傍若無人な振る舞いにより妖怪が目覚めてしまう」ような物語の舞台となりそうな雰囲気があったのだった。


諏訪神社
(猿ヶ馬場)




 はっきり言って何もない。鳥居をくぐるとブランコなんかの遊具がたくさんあるんだけど,子どももちょっとここでは遊びたくないと思うんではないか。というくらいに雰囲気的にくらい感じの神社。


諏訪神社
(東中島4)




 この日,4つの神社をまわったんだけれど,ここを含めて3つの神社にこま犬がいなかった。少しがっかりしながらお参りしていたら,社の彫刻がこま犬のような形をしていた。

 あんまりよく見えないかもしれませんが,真ん中に龍,左右に獅子のような動物が彫られている。口も阿吽の形をしている。でも,やっぱりちゃんとしたこま犬を置いてほしいなぁ。


八幡宮
(児池)




 この鳥居は見た目も新しく,それもそのはず平成8年に作られたもの(ちなみに撮影は平成9年9月)。鳥居をつくるんなら,一緒に気の利いたこま犬も作ってくれればいいのに。

 最初は気づかなかったけど,社のわきには,古い鳥居の残骸がころがっているのでした。