小さな神社
小さな神社
新潟市の神社は126。とはいっても,全ての神社にこま犬がいたりするわけではないんですね。なんにもなくて祠だけがぽつんとあるところもあります。そういった神社も写真には撮るんですが,容量の関係もあって,全部大きな写真にするわけにもいかない。そんなわけで,比較的小さな神社(というより,こま犬などの見るものがないところですかね)は,こちらの方にまとめて紹介したいと思います。ああっ。すみません! 扱いが小さいからって,たたらないで!
住吉神社
(東堀13番町)

湊小学校の近くにある,住吉神社。小さな丘の上にあります。小さなといっても,そこだけ突然丘になっているんで,急な階段を登ることになります。この階段が中途半端な幅で,何回か転びそうになりながら登ると,写真のような,中から浪人(侍ね。受験生ではない)がでてきそうな感じのものがあるわけです。
高いところにあるんで,景色がいいです。
この小さな丘というのが,実は日和山だというのが,後日わかった。新潟市民であれば「日和山海岸」というのは知っているはず。昔はこの山から海を見て気候を占ったらしい。この神社も,漁の安全の祈願と海難者を祀るものだとか。恥ずかしながら,知らなんだ。
金比羅神社
(附船町)

ここはホントになんにもなかった。なかったというか,誰かの胸像みたいなのがあったんだけど,写真にうまく写ってなかった。あれは誰だったんだろう。今度行ったらよく見てきたいんだけど,ちょっと遠いんだな。これが。でも,賽銭箱だけはあったな。
皇太子神社
(川岸町)

皇太子神社なんて名前の神社があることもしらなかったんで,どんな神社なのかと思ったら何にもなかったですね。ホントに民家の前に鳥居があるという感じ。新潟放送という放送局の近くの路地の中程にあります。
で,後日「ほねほねさん」からこの神社について以下のような情報をいただきました。
調べたら意外な内容の神社でした。扁額(神社や寺の
正面に掲げられている額。「○○神社」とか書いてあるのが
多いです)を読むと、祭神が「手置帆負命」と「彦狭知命」と
なってます。これは、大工の神様です。
昔から、大工の人々は太子講という組合を持っていまして、
聖徳太子を祭っています。太子講の祭では、この二神とともに
聖徳太子の描かれた掛け軸を掛けます。
つまり、皇太子神社の「皇太子」ってのは聖徳太子なんですね。
いや〜。タメになりますねぇ。ありがとうございます。(H10.7.12)
神明宮
(関屋本村町)


公園の中に社が建っていて,その前は割と広いスペースがある。盆踊りの櫓でも建てるような空間に見えるんだけど,この辺で盆踊りなんかやるのかな。その他,古そうな灯籠があったり,関屋を開拓(?)した人の胸像がある。
右の方には稲荷っぽい赤い鳥居があって,キツネの像はないんだけど,下の写真のような飾りのある祠がある。住宅地の中の憩いのスペースという感じ。