諏訪社

諏訪社
(姥ヶ山1-7-12)


 


 この神社で特徴的なのは,長い「純粋参道」でありますね。多くの神社では参道と言っても単なる道だけではなくて,家があったりわき道があったり,ある程度の空間があったりするんだけれども,ここの場合は両側が塀と玉垣で,逃げ場がない。いったんこの道に入ったら,神社へ行くしかない。
 こういう参道を私は勝手に「純粋参道」と呼んでるわけですけれども,それが50メートルくらい続いてるわけですね。夜なんかはちょっと怖そう。

 そして,参道入口にある鳥居のそばには根元が空洞になった大きな木があって,不思議な雰囲気を醸し出している。でもこの木,ダイジョブなのか?

 この近辺は新しい住宅も多いけれども,古くからの家もあるところ。そういった町の雰囲気とあいまって,神社も面白い空間になっているようなのでした。
 こま犬はあんまり古く見えないけれども,昭和2年。あんまりこれといった特徴もないけど,どっしりとした感じでよろしいですね。