金比羅大神

金比羅大神
(木山)


 


 ここもやはり赤塚地区なんだけれども,まぁ,はっきり言ってちょっと開けた農村なわけです。まわりはでかい家ばかり。道は細い。もちろん,最近出来た道路は広いけれども,生活に使うような道路は車も通れないくらいの道。それでもほとんど舗装されているというのが,すごいなぁ。
 で,その細い道の曲がり角にふたつの神社が並んでいて,ここと次の早鶴神社。どちらも古くて由緒ありそうな神社なんだけど,ここのこま犬は新しかった。昭和48年作で,形も,モロに昭和タイプ。そして,裏にまわってみると,台座に下の文字が…。

 うーん。藤巻テルさん 八十才。この人の80才の記念に奉納したんだろうか。作者ではないだろうし。この人の生前の姿を映したものだったらイヤだなぁ。それともこのこま犬の名前か? こんな考えをウダウダしていくと「ご近所路上観察ファイル」になるんだけど,ここは「神社踏破計画」なんで,この辺でやめておこう。