ホンダ"スーパーカブ"に関しての
まぁいろいろと・・・。


メインコンテンツとは関係ないんですけど、最近ハマって来た「Cub」に関するページです。



 1.MD90P〜シャアカブ〜 そのレストア記みたいなもの1
 バイクの免許を取って以来、ず〜っと欲しかった「郵政カブ」。知り合いのBIKE屋さんが「良い物件あるんだけどどう?」の一言で購入決定。
 で待つこと3週間。秋田から運ばれてきた彼は、全体を汚い赤で塗装され、数年間放置プレイも経験したちょこっと可愛そうなヤツでした。
 想像していた以上にキチャナイ"カブ"。一瞬迷いましたが、完全分解全塗装&カスタムする事で自分を納得させ、取り敢えず、部品ごとに納品していただくことに決めて、大学時代以来久々の「ボルト&ナット」生活がスタートしたのでした。

 10年以上前は、そこそこ分解組立なんかもやってたんですけど、もうすっかり忘れてて、以前別のBIKE屋さんから頂いた工具一式を慌てて用意する有様。しかも工具があってもやっぱり初めは怖くて分解組立の殆どをBIKE屋さんにやっていただきながら作業は進むのであります。

 で、まずは、どう言った仕様にするかを考えました。
・「ミリタリーカブ(オリーブドラブに塗って、でかいキャリアー付けて・・・)」
・「国連カブ(真っ白に塗って、サイドカバーに"UN"の文字)」
・「レスキューカブ(消火器・工具・ロープなど積みまくって災害時に活躍?)」
etc・・・・
 結局、初めの一歩ってことで、あまり溶接・金属加工が少なそうな今の仕様に決定しました。しかも最後までエンジンを下ろすのをいやがってたBIKE屋さんを説得してフレーム単体からの全塗装も出来るようになって俄然やる気が出てきます。

 それと同時にYAHOOオークションでカブ関連のパーツを漁ると言う作業も出てきました。何しろ初めてのカブ。しかも郵政。パーツの互換性等確認している間もなく、良さそうなパーツを次々に落札して行きます。
・カブラのシングルシート(結局使用せず)
・カブ(何用かは解らない)Wシート
・カブラサイドカバー(付けようとして大分削ったりしたけども、形状に飽きが来て放置)
・リアショック(これは満足)
etc・・・
 そんなんで金を使っているウチに、フレーム・タンク・フロントキャリア・フロントフォーク・レッグカバー・サイドカバー・スイングアーム等が運ばれてきました。


 まずはひたすら旧塗装の剥離に掛かりました。メーカー純正塗装をなるべく落とさずに汚い塗装だけを落とすべく、初めは耐水ペーパーのみでがんばっていましたが、1時間程で挫折。速攻でディスクサンダー&真鍮ディスクに変更。これが面白い程塗装が落ちまくり。
 ついでにリアフェンダーも少しばかり切ったりなんかしつつ、元々切ってあったレッグカバーの切断面を綺麗にするべく、アスファルトでヤスったりします。



 2.MD90P〜シャアカブ〜 そのレストア記みたいなもの2
 で、塗装も良い感じで剥がして、次にソフト99のプラサフを8本程使って、下地を作ります。レッグカバーやサイドカバーなどにはバンパープライマーを吹き付けて置けばそこそこは食いつくようです。
 次にソフト99のトヨタ・レッドマイカをこれ又8本ほど用意して吹きまくり。とにかく厚い塗膜が出来るように吹くべし吹くべし!垂れる寸前まで吹いて乾かすを繰り返すこと4回。良い感じの光沢になってきます。
 そう言えばこの赤い塗装と、ノーマルの50ccのカブよりも3倍早い(わけないか)と言うことから「シャアカブ」っつー名前になったんですわ。
 その日はマル一日吊り下げの刑にして置いて完全硬化を待ちます。そうそう、塗装は副業で使っている廃工場を使っています。これが元塗装工場だけにホイストも有るしで楽〜に下塗り作業は終了。
 翌日はこれ又ソフト99の缶タイプのウレタンクリアーを5本用意。でこれ又垂れる寸前で止めて又吹くを繰り返し〜。
でまた丸一日放置プレイ。
 こんな感じで塗装工程は終わって、まぁ焼き付け程じゃないし、本職が塗ったほどでもないけど、良い感じになったっす。

 出来たパーツをBIKE屋さんに引き取って貰いつつ、引き替えに持ってきて貰ったのがエンジン。これが良い感じでアルミが腐食してて、シリンダーも茶色。
 これもディスクサンダーでピカピカ綺麗だぜ!と思っていたらブラシが入り込まない隙間が多くて仕方なく手で真鍮ブラシを使ってゴシゴシと。
 ホントは全部銀色のエンジンにする予定を30分で変更してCDIのカバーと左側のでっかいカバー(名称を調べてません)のみ銀色で磨き上げるという究極の手抜きをすることに方針変更。当然エンジン本体は耐熱ブラック(半つや)丸吹き。
 そんな感じで私の方の作業は殆ど終わり、後はバラしたパーツを組んでいただくと言った塩梅になったのでございます。



 3.MD90P〜シャアカブ〜 そのレストア記みたいなもの3
 塗装もエンジンも終わって、組み立てていただくのを待つだけとなったんですが、色々といじった箇所もありました。まず、ヘッドライトはDJバハの物を取り付け。このアイデアはBIKE屋さんがモトラで使った技なんですが、かっこいいので思わずパクリ。ステーやカラーも特注で製作して貰いました。
 メーター関係はデイトナの電気式タコメーターに、キジマのメーター全体が光るスピードメーター(写真では違う物が着いてます)を装着しました。これもメータステー関係は作っていただいてます。
 その他にプロペラント・・じゃなかったガソリン容量を増やすために、CT110用のサブタンクを装着。これは郵政カブとCT110のフレームが同じではないかとの予想に反して、タンクステーを切って曲げて何とかくっつけました。
 チェーンカバーはノーマルのでかいヤツを切って、ちょっとでもスポーティー(笑)に見えるように加工。ミラーはZ2ショート。シートはヤフオクで購入したWシートを取り付けました。これも取り付け部分の品時のネジの穴の間隔が合わないのでドリルで穴を大きくして付けてます。又それだけではシートが左右に振られるので、テキトーにゴムを切ってタンク上面に貼り、吸盤が効くようにしつつ、左右のブレ止めをシート裏に瞬間接着剤にて接着。完璧!。
 マフラーは初めはノーマルで行く予定だったンですが、友人のモンキー○○ガイの方から穴の開いたマフラーを譲って貰い、溶接屋さんで穴を塞いで、ノーマルのエキパイ部分と無理矢理合体させて付けました。無理矢理ッテ言うのは郵政カブは普通のカブ系エンジンとフランジの形が全然違うので着かないのです。仕方ないのでガンガムのお世話になりました。
 サイドカバーには昔のホンダのエンブレム。タンクには某国のあのマーク。原付2種お約束のフロントの白線&三角マークも入ってます。

 細かい部分は追々写真を追加して行きますし、どちらにせよ追加工作がまだありそうです。これからBIGキャブへ換装して最高速100キロを目指したいとか4速にしたいとか、ボアアップさせたいとか自分の力量を遙かに越えたことを考えたりしてます。
 それらが成功(しても失敗しても)次第こちらのページで報告しようと思っております。
 それでわ!

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