2003.4.5（土）天候：曇・雨（今シーズン4日目）

五十嵐川大谷ダム上流

5:00頃に現地到着。県外ナンバーが2台停まっている。前泊のようだ。てっきりもう出発しているだろうと思ったら、車中でゴソゴソ起きはじめた様子。構わずに先に入渓させてもらう。 じつは、もっと奥まで車で入れると思っていたのだが、予想よりかなり手前の大谷ダムから先は通行止めだった。積雪量はガードレールの高さほどもある。
ちょっとダム湖でルアーを出してみる。何もこなかったが、同行のW氏はブラックバスをヒットさせてしまった。幸いバラしたが、ブラックバスは初体験。W氏は「えちご源流愛好会として、ブラックバスは釣りたくなかった」らしく、バレてホッとしている様子。
後日、ここはバス釣りで結構有名だということを聞いて驚いた。
その後、流れ込み周辺の堰堤などでもキャストしてみたがアタリなし。ルアーはあきらめて、五十嵐川本流へ入ることにする。現場に来るまでは、もっと上流部まで入る予定だったが、積雪の多さと、雨で緩んだ雪の為歩きにくいので、片道2時間の雪中行軍は取り止めた。それでも帰りに時間を計ったら片道1時間弱は歩いていた。

本流へ降りてみると予想以上に水量は多い。少し濁りが入っている。これはチャンスと早速エサをつけて竿を出す。絶好のポイントが連続している。大きく育ったダムイワナを狙って、仕掛けを流す。
水温を測ってみると4度だった。手袋を車中に忘れ、手がかじかんでくる。ぎこちない手で仕掛けを作りながらの遡行になった。
しかし、さっぱりアタリがない。まったくこない。ブラックバスが動いているくらいだから、イワナも活性があると思っていたが、やっぱりまだ水温が低いのだろうか？
この川は4月解禁だから、釣果を期待して出かけたのだが、結局ボウズだった。もう少ししてから出直してこようと思う。